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2023/24シーズンの欧州リーグも終わりを迎えた。CL優勝を成し遂げたレアル・マドリードのジュード・ベリンガムを筆頭に多くの選手が新天地で活躍した一方で、期待外れに終わった選手もいる。今回は、今シーズン新天地を求めた新戦力の中から活躍できなかった選手を1~10位のランキング形式で紹介する(移籍金は『transfermaekt』を参照)。
3位:アンドレ・シウバ(ポルトガル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年11月6日
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
移籍金:ライプツィヒからのローン
今季リーグ戦成績:19試合3ゴール0アシスト
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昨季レアル・ソシエダはラ・リーガで4位に入り、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得していた。しかし、その原動力となったチーム得点王のアレクサンダー・セルロートを保有元のライプツィヒから買い取らず、アンドレ・シウバをローン移籍で獲得してその穴を埋めようとした。
このポルトガル代表FWは大怪我から復帰したウマル・サディクとともに得点源として期待されていたが、結果は両者ともに3ゴール止まりとまさかの大不振。サディクと比較をすると、アンドレ・シウバの方が周りとの共有力があったが、2度の怪我で開幕から出遅れたのが痛恨だった。初ゴールは3月に行われたセビージャとの第27節と大きく期待を裏切っている。
アンドレ・シウバはキャリアを通して“大当たり“か“大外れ”の二択なところがあり、それぞれを紐解くと彼がハマる形とハマらない形がハッキリと別れる。このポルトガル代表FWに必要なのは、近い距離感でのサポートであり、ポルトガル代表ではクリスティアーノ・ロナウドの相棒、フランクフルトではアンドレ・シウバを頂点として2人のシャドー、ライプツィヒでは近くにクリストファー・エンクンクがいた。
一方でレアル・ソシエダのような[4-3-3]の中央でワントップのような形で起用すると孤立する傾向にあり、なかなか得点量産とはいかない。ちなみに、買い取りを見送ったセルロートはビジャレアルへと完全移籍し、ラ・リーガで2位となる23ゴールを記録。ライプツィヒからの移籍金は1000万ユーロ(約14億円)であり、今振り返るとバーゲン価格だった。
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