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Jリーグ 2週間前

ケガがなければもっと…。現役の「ガラスの天才」日本人選手10人。相次ぐ不運に泣かされているのは?

text by 編集部 photo by Getty Images

FW:小林悠(こばやし・ゆう)

川崎フロンターレの小林悠
【写真:Getty Images】

生年月日:1987年9月23日
所属クラブ:川崎フロンターレ
今季リーグ戦成績:8試合1ゴール0アシスト

 川崎フロンターレが誇る稀代のストライカー・小林悠は、プロ入り前に度重なる怪我を負っていた苦労人だ。

 小林は拓殖大学時代に特別指定選手として水戸ホーリーホックでプレーしており、2010年から川崎Fへ加入することが決まっていた。しかし、ユニバーシアードを直前に控える中で左足の中足骨を骨折してしまう。この怪我でユニバーシアードを欠場すると怪我から復帰した試合で前十字靭帯断裂の大けがを負ってしまった。

 その影響でプロ1年目は大半を怪我の回復に努め、復帰戦は9月となった。しかし、怪我も癒え完全復活となった2011年シーズンはリーグ戦32試合12ゴール3アシストと即戦力としての力を発揮。2015年にふくらはぎの怪我などで一時離脱があったが、そのほかのシーズンは2017年に同34試合23ゴールで川崎F初のリーグ優勝に貢献し、JリーグMVPを獲得するなど、クラブの大黒柱として躍動し続けた。

 昨季は足の骨折やハムストリングの肉離れなどもありリーグ戦16試合の出場に留まった。それでもリーグ通算140得点を記録する点取り屋は、必ずチームに必要になる。36歳のベテランはこれからもピッチを走り続けるだろう。

※最終ページ

【了】

(文:○○ 取材協力:○○)

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【了】

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