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フォーカス 3か月前

このままだと失敗…。前半戦ガッカリだったJ2の新戦力10人。力を発揮できなかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:和田昌士(ザスパ群馬)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年4月11日(27歳)
前所属クラブ:いわてグルージャ盛岡
2024リーグ戦成績:18試合0得点0アシスト

 和田昌士は、横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2016年にトップチーム昇格を果たした。遠藤渓太(現・FC東京)と同期であり、天才肌のMFとして大きな注目を集めている。

 しかし、和田はプロの舞台でなかなか芽が出ず、J2とJ3のクラブを渡り歩くことに。ステップアップしていく遠藤と比較されることもしばしばで、「消えた天才」と言われることもあった。

 それでも地に足をつけてプレーを続けた和田は、2023シーズンにJ3のいわてグルージャ盛岡で11得点を記録した。それ以前のキャリアハイはシーズン4得点だったことを考えると大きな飛躍で、自身もJ2のザスパ群馬へとステップアップしている。

 ただ、新天地ではここまでうまくいっていない。3月6日のYBCルヴァンカップ・SC相模原戦で2得点1アシストの大活躍を見せたときは期待が高まったものの、以降は沈黙。リーグ戦でここまで得点もアシストもない。

 群馬はJ2の最下位で、19試合を終えた時点での得点数はわずか11。和田だけに責任があるわけではないことは明らかだが、期待通りの働きではないことも間違いないだろう。

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