2位:フランス
監督:ディディエ・デシャン
FIFAランキング:2位
総市場価値:12億3000万ユーロ(約1968億円)
最高額選手:キリアン・エムバペ(1億8000万ユーロ/約288億円)
ここ数年、国際主要大会では必ず優勝候補にあがるフランスが2位にランクイン。これほどまでタレントを擁し、長期政権となっているディディエ・デシャン監督が率いるフランスは今大会も優勝候補筆頭と言っていいだろう。。ただ、前回大会ではラウンド16で伏兵スイスに敗れるという波乱の結果になっていることもあり、今大会も油断は禁物だ。
タレント軍団である証として、1億ユーロ(約160億円)を超える市場価値を持つ選手がこのチームには3人もいる。1人目はもちろんキリアン・エムバペ(1億8000万ユーロ/約288億円)。10位にランクインしているウクライナ代表全体の市場価値の約1/3を一人で占めてしまっている。
次いで、エドゥアルド・カマヴィンガ(1億ユーロ/約160億円)とオーレリアン・チュアメニ(1億ユーロ/約160億円)が同率2位と続く。エムバペの来季レアル・マドリード入りが正式決定した今、フランス代表内の市場価値上位3人が全てレアル・マドリードの選手となった。
その他にも、これまでオリヴィエ・ジルー(300万ユーロ/約4億8000万円)への負担が大きかったセンターフォワードとしては、今季インテルへ移籍したマルクス・テュラム(6500万ユーロ/約104億円)がようやく覚醒。フランス代表でもレギュラーを狙えるほどに成長している。
エムバペ、テュラム、さらにウスマン・デンベレ(6000万ユーロ/約96億円)が入ることになるであろう前線は今大会屈指の3トップで、各国が手を焼くことは間違いない。