5位:ドイツ代表
監督:ユリアン・ナーゲルスマン
FIFAランキング:16位
総市場価値:8億4500万ユーロ(約1361億6000万円)
最高額選手:フロリアン・ヴィルツ(1億3000万ユーロ/約208億円)
今大会の開催国であるドイツが5位にランクイン。前回大会はベスト16で敗退、ワールドカップ(W杯)では2大会連続グループステージ敗退と、ここ最近は国際舞台で思うような結果が残せていない。FIFAランキングも16位まで落ち込んでいるものの、総市場価値は8億4500万ユーロ(約1361億6000万円)と高く、選手一人ひとりを見れば魅力的なメンバーが揃っている。
チーム内で市場価値が一番高い選手は、今季ブンデスリーガの無敗優勝に大きく貢献したレバークーゼンのフロリアン・ヴィルツ(1億3000万ユーロ/約208億円)、2位につけるのがジャマル・ムシアラ(1億2000万ユーロ/約192億円)となっており、21歳のこの2人はドイツだけでなく欧州サッカーの未来を担っていることは間違いない。
ヴィルツとムシアラ以外の若手にも注目したい。特にTSGホッフェンハイムで今季16ゴールの活躍を見せたマクシミリアン・バイアー(3000万ユーロ/約48億円)はヴィルツ、ムシアラと同じ21歳で、将来の有望株がホームの声援を後押しに躍動する姿は容易に想像できる。
優勝を狙える選手は揃っている。自国開催という圧倒的なアドバンテージもある。あとは、若くして母国の代表監督という重圧のあるポジションを任されたユリアン・ナーゲルスマンが初の国際舞台でどのような采配を振るうか。今大会を最後に現役引退を表明しているトニ・クロース(1000万ユーロ/16億円)が、UEFAチャンピオンズリーグ優勝との2冠で有終の美を飾ることができるかにも注目だ。