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フォーカス 4か月前

主力になれるのか…。鎌田大地、クリスタル・パレスで待つ強力なライバル6人。サッカー日本代表MFを待ち受けるのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

MF:シェイク・ドゥクレ(マリ代表)

クリスタル・パレスMFシェイク・ドゥクレ
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年1月8日
今季リーグ成績:11試合0得点0アシスト

 シェイク・ドゥクレは昨夏にリバプールからの関心も寄せられるなど、プレミアリーグ屈指のボランチとして評価を高めている。

 相手の攻撃に合わせてポジショニングを微調整できる賢い選手で、自らの守備範囲に相手選手が入ると球際の強さとタックルの技術でボールを刈り取る。シンプルなボール奪取能力はプレミアリーグトップクラスだろう。一方で保持の局面ではシンプルにプレーすることが多いが、相方にアダム・ウォートンのようなビジョンとパスセンスに優れた選手を置けば、彼を得意なプレーに専念させることができる。

 ロイ・ホジソンが監督を務めていた昨季の前半戦はジェフェルソン・レルマとコンビを組んでいたが、11月にアキレス腱を負傷してしまい、一足早くシーズン終了が確定していた。そのため2月に監督に就任したオリヴァー・グラスナー監督の下ではプレー経験がない。そんな中でも新監督就任からおよそ1週間後に2029年夏までの長期契約を結んでおり、来季以降もプランに入っている可能性が高い。

 就任当初にグラスナー監督は司令塔タイプのアダム・ウォートンと、ドゥクレと同じように潰し屋タイプのレルマのダブルボランチを採用していた。後にレルマはCBへとポジションを落としてウィル・ヒューズをボランチの一角に置いたが、指揮官の中では「ウォートン+潰し屋」というプランもあることは証明されている。

 先述した通り、相方にウォートンのような選手を置くとより輝くタイプなため、このセットがファーストチョイスになる可能性もある。となると、鎌田大地のボランチでの序列は2番手からになるかもしれない。

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