MF:マイケル・オリーセ(U-21フランス代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年12月12日
今季リーグ成績:19試合10得点6アシスト
マイケル・オリーセは今季のプレミアリーグで19試合10得点6アシストの成績を収めている。この数字が彼のすべてを物語っており、出場時は得点に絡むスーパーな活躍を披露するが、怪我が多いのがウィークポイントだ。
この若きフランス人アタッカーはパスを最大の強みとしている選手で、左足のキック精度はプレミアリーグの中でも1、2を争う。その正確無比な左足から放たれるシュートやパスは、ほぼ確実に狙った場所に届き、シュートレンジの広さも魅力だ。もちろん足下のテクニックもあるため簡単にはボールを奪われず、ドリブルで局面を打開することもできる。
オリーセはオリヴァー・グラスナー監督の[3-4-2-1]のシステムで、右のシャドーのポジションで起用されている。彼もエベレチ・エゼと同じく退団の噂があり、去就は不透明だが、このポジションで鎌田大地が活躍するイメージは持ちにくい。
というのも、フランクフルト時代に日本代表MFも右のシャドーで起用されていた時期があったが、その際はなかなか自らの持ち味を発揮することができなかった。どちらかと言えば鎌田は左サイドを得意としており、仮にオリーセが残留したとしても、このポジションを脅かす活躍ができる保証はかなり低いだろう。