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フォーカス 4か月前

移籍を考えるべき? 出場機会に飢える外国人Jリーガー10人。能力を示すことができていない男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:イッサム・ジェバリ(チュニジア代表)

ガンバ大阪のイッサム・ジェバリ
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年12月25日
所属クラブ:ガンバ大阪
今季リーグ戦成績:7試合0ゴール1アシスト

 ガンバ大阪のイッサム・ジェバリは、昨季とまったく異なるシーズンを送っている。

 チュニジア出身のジェバリはスウェーデンやデンマークなど北欧リーグで長くプレーし、確かな実績を残し続けた。チュニジア代表としても活躍し、FIFAワールドカップ・カタール大会では3試合に出場。同年6月に行われた日本代表との親善試合では得点をマークしている。

 W杯で世界に通用することを証明したジェバリの獲得に、ガンバ大阪が諸手を挙げた。2023年シーズンがJリーグ1年目となった同選手は、1トップの位置で29試合に出場し、5ゴール3アシストとまずまずの活躍を見せた。しかし、昨季2列目での出場が主だった宇佐美貴史が今季1トップに据えられると状況は一変。宇佐美がJ1で17試合6ゴール3アシストとチームをけん引する活躍をする中で、ジェバリは7試合で140分のみの出場に甘んじている。

 G大阪は現在リーグ3位と優勝争いにも割って入れる位置におり、現在の戦術や主力を無理に変更することはないといっていいだろう。ジェバリが出場機会を確保するには、他クラブへ移籍するか、限られた出場時間で目覚ましいプレーを見せるしかないのかもしれない。

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