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移籍を考えるべき? 出場機会に飢える外国人Jリーガー10人。能力を示すことができていない男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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2月に開幕した明治安田生命J1リーグも第17節までを消化し、シーズン後半に差し掛かっている。期待通りの活躍を見せる選手がいる一方で、高い能力を有していてもクラブの事情などで出場機会が与えられない外国人がいる。今回は今季のJリーグで出場機会が得られていない外国人選手を10人紹介する。(成績は『transfermarkt』を参照)


FW:ブライアン・リンセン(オランダ出身)

浦和レッズのブライアン・リンセン
【写真:Getty Images】

生年月日:1990年10月8日
所属クラブ:浦和レッズ
今季リーグ戦成績:2試合0ゴール0アシスト


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 オランダ出身のブライアン・リンセンはプロデビュー当初からエールディビジで得点を積み重ね、フェイエノールト在籍時の21/22シーズンにはリーグ戦34試合13ゴール8アシストの好成績を残している。そんな才能あふれるストライカーは2022年7月、浦和レッズに電撃加入。ゴール量産を期待されていた。

 しかし、リンセンは出鼻をくじかれることになる。同年7月に行われたパリ・サンジェルマンとのプレシーズンマッチで太ももを痛め長期離脱。この影響で1年目は、途中加入とはいえリーグ3試合のみの出場に終わってしまった。昨季は同19試合に出場するも、うち14試合が途中出場と本来の姿を見せたとは言えない内容。本領発揮といきたい今季も開幕前の怪我により出遅れてしまった。

 浦和レッズはリンセン含め、アレクサンダー・ショルツ、チアゴ・サンタナを筆頭に外国人が6人在籍している。J1リーグでは外国人は1試合に5人までしか起用できないため、1人は確実に試合に出られない。リンセンはその1人に当てはまってしまっている。

 外国人枠の1人であるオラ・ソルバッケンは、6月末までのローン加入となっており、退団する場合はリンセンも出場可能な状態となるが、ライバルとなるのはサンタナや中島翔哉と強力。今後も満足に出場できない日々が続くことが予想される。

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