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日本代表 6か月前

英国人が見たサッカーU-23日本代表対米国戦「特に斉藤光毅は…」「OAは必要ない。なぜなら…」「決まっていないのは…」

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部

五輪メンバーは「大岩剛監督の中で8、9割は決まっているんじゃないかな」


――大畑歩夢に代わって関根大輝が入りました。右サイドバックの半田陸が左に回ります。そして、初招集の佐野航大もピッチに立ちました。

「モンテディオ山形でもガンバ大阪でも半田は右でプレーしていました。佐野はポテンシャルがある選手ですね」

――鹿島アントラーズでプレーする兄の佐野海舟とは異なる特徴を持つ選手です。

「フットサルで2人がプレーしたら完璧なチームになります!」

――2-0で試合は終盤に入りました。ここまでアメリカのシュートはわずか2本です。強化試合ということもあるので3点目を狙ってもいいのでしょうか。

「3点目も欲しいけど、ゼロで抑えることも大事だと思います。アメリカのホームで抑えられたことは褒めるべきですね」

――その言葉通り、2-0で試合が終わりました。アジアカップで不在だった斉藤と三戸がインパクトを残しましたね。

「そうですね。特に斉藤は印象を残しました」

――メンバー発表前最後の試合でした。

「最後のアピールチャンスだったけど、大岩剛監督の中では8、9割は決まっているんじゃないかと思う。その最後の1、2割、そしてオーバーエイジの選択は気になるね」

――残る1、2割はどのポジションだと考えられますか?

「決まっていないポジションは攻撃のワイドとサイドバックかな。センターバック、ボランチ、ストライカーは決まっていると思う。オーバーエイジがどのポジションになるか分からないけどね。遠藤が選ばれたら、ボランチも分からなくなるかも!」

――今日もありがとうございました!

▽語り手:ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。『ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録』『英国人から見た日本サッカー “摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。

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【了】

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