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【写真：Getty Images】

板倉が感じたチームの勢いと意識したこととは？

　サッカー日本代表は11日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選・グループリーグB最終節でシリア代表と対戦した。日本代表はこの試合に5-0で勝利している。試合後、チームの守備の中心として先発フル出場を果たした板倉滉がインタビューに答えている。

　ミャンマー代表戦に続き、この試合でも3バックで臨んだ日本代表。板倉は、3CBの中央でチームの最終ラインを統率し、4バックに変更した後半も柔軟に対応するなど守備の中心として見事な活躍を見せていた。

　2試合連続で試した3バックについて、「違和感なくできたと思う。非常に攻撃的なサッカーができた。攻めながら、リスク管理もみんなで声かけながらできたのは良かった点」と、新システムの手応えについて言及していた。さらに、3バックと4バックの違いについて、次のように語っている。

「今日だったら、ボールを持ってる時間が長い中でどうやってコントロールするか。代表の選手は（ボールを受けに）すごい顔も出してくれるし、タイミングもいい。その点では、考えすぎることなくやれていた。あとはいけすぎちゃう、イケイケでもおかしくない、行けちゃうから。ただそれをどこかコントロールする場面っていうのも意識してやっていた。でも今日は距離感よくできたと思う」

　圧勝で終える形となったが、試合を通してみえた課題について聞かれると、「イケイケになると、時間の流れとボールの流れを見て、落ち着かせる場面が必要だったりとか、チームとして統一して、流れを見ながら中でも修正できたらとは思った」と、前がかりになりすぎた部分もあったことを反省点としてあげていた。

（取材：加藤健一、文・構成：編集部）