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日本代表 4か月前

W杯で勝ち上がるためのサンプル。サッカー日本代表の“実験”に手応えはあったのか。2戦合計10-0の評価【西部の目】

シリーズ:西部の目 text by 西部謙司 photo by Shinya Tanaka

1試合目より2試合目の方が…



 冨安健洋のSB、堂安のウイングバック、南野拓実の左SH、鎌田大地のボランチは、所属チームでの起用法を採り入れたものだが、代表ではあまり馴染みがない。そのテストもできた。

 今後、ここまで攻撃的な戦い方をする、あるいはそうしなければならない状況があるかどうかはわからないが、それだけに貴重な機会だったかもしれない。すでに2次予選通過が決まった後の2試合を上手く使えたのではないか。

 今回の2試合のテーマとして、ボールを70%近く保持できる展開になったときの得点力があげられる。そして、2試合とも5-0としっかり結果を出せた。

 インターナショナルマッチウィークでありがちなのだが、1試合目より2試合目の方がプレー内容は良くなる。今回もシリア代表戦の方がやりたいことをより表現できていた。

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