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【写真:Getty Images】
バルセロナが手薄な右SBを補強へ
レバークーゼンの右サイドバック、ジェレミー・フリンポン獲得レースに新たなクラブが名乗りを上げた。財政危機を脱しつつあるバルセロナは、今夏の移籍市場の人気銘柄に対して交渉を開始したようだ。現地時間6日、スペインメディア『SPORT』が報じた。
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バルセロナは、今季両サイドバックをこなしたジョアン・カンセロのレンタル延長交渉が難航。下部組織出身のマルチロール、セルジ・ロベルトの契約延長の話にも進展がなく、何も起こらなければ2人は今月末で退団となる。本職不在の危機が迫るこの右サイドバックのポジションは、ハンジ・フリック新監督を迎えたチームの補強ポイントとなっている。
そこでクラブはフリンポンに注目しているようだ。同選手は今季ブンデスリーガ無敗優勝を達成したレバークーゼンにおいて、公式戦47試合14ゴール10アシストを記録。爆発的なスピードを生かしてゴール前に飛び込む超攻撃的なスタイルでブレイクし、ビッグクラブによる争奪戦が予想されていた。また欧州選手権(EURO)に向けたオランダ代表メンバーにも選ばれており、活躍が期待されている。
同メディアは、「バルセロナはレバークーゼンに対して、フリンポン獲得交渉を始めるための最初の低額オファーを出した」と、バルセロナがオランダ代表DF獲得に向け動き出したことを報じている。交渉の障壁となるのが、クラブの経済状況だ。『transfermarkt』によると、フリンポンの市場価格は、5000万ユーロ(約80億円)にも上る。財務の改善が進んでいるとはいえ、この23歳を巡るマネーゲームに勝利することは難しい。
そこで獲得交渉に際し、21歳の元神童FWアンス・ファティの移籍を含める可能性もあるようだ。同メディアは、「フリンポンの移籍について、数日前、レバークーゼンからファティに関して接触があったことに注目すべきである。レンタル移籍、もしくは1000〜1500万ユーロ(約16〜24億円)程度の安価なオファーのようだ」と、ブンデスリーガ王者のファティへの関心を報じた。
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