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サッカー日本代表、遠藤航が3バックとロングボールの対応について言及
サッカー日本代表は11日にエディオンピースウイング広島で、FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選 第6節でシリア代表と対戦する。リバプール加入1年目ながら、充実のシーズンを過ごしたMF遠藤航が取材に応じた。
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今回のシリア戦をキャプテンの遠藤は、「とにかく最後に1試合勝って締めたい」とシーズン最後の試合となる一戦に向けて意気込みを語った。前回のミャンマー戦をベンチから見守った遠藤は、テストした3バックに関して、「かなり感触としてはよかったと思う」と、ポジティブに振り返った。
さらに「後に3枚置いて、(森保一監督が)しっかり守れるだけの自信があるっていう判断だと思う」と述べたうえで、「(後ろには)3バックとプラス1(ボランチ)の自分だけで、さらに前向きにいけるところはあると思うんで、それは対アジアだけじゃなくて、これからもっともっと強豪国に勝っていく上でも、そういう選択肢っていうのは持っておくべきだと思う」と、今後のためにも必要なオプションとして、捉えていることを明らかにした。
また、AFCアジアカップカタール2023で課題として露呈した、ロングボールの対応について聞かれた遠藤は、「5-4-1で守って、ブロックを引いて守るみたいなのではなく、やっぱり今はチャレンジする段階ではあると思う」と述べ、「前から行くっていうことをトライしなきゃいけない時期というか、W杯(ワールドカップ)で優勝する上で逆算した中で、そういう選択をしなきゃいけない」とコメント。ロングボールを多用してくる相手には、引かずに出所にプレッシャーかけるやり方をチームとして、目指す方針であることを明言した。
最後に、パリ・オリンピックのOA(オーバーエイジ)枠について質問が及ぶと、遠藤は、「今は選ばれたら行きたいって思ってるスタンスなんで、そこは最終的にクラブとその監督が決断をするっていうところなんで、全然何も決まってないというか、そういう段階ですね」とコメントを残している。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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