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鎌田大地、クリスタル・パレスへ移籍間近。新天地はプレミアリーグか

　ラツィオとの契約延長交渉が破談に終わり、フリーエージェントになった日本代表MF鎌田大地が、まもなくクリスタル・パレスと契約を結ぶことになりそうだ。メディカルチェックが順調に進んでいると、移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ記者が明かしている。

　鎌田は昨夏、フランクフルトと契約延長しないことを決断した後、ミランと交渉を行った。契約締結に近づいたものの、鎌田との交渉を主導してきた重要人物であるマルディーニ氏と、スポーツディレクターを務めるリッキー・マッサーラ氏の退任が発表されたことで、状況が一変。最終的に破談となり、次に交渉したラツィオが鎌田を獲得することになった。マウリツィオ・サッリ前監督のもとでは出場機会に恵まれなかったが、後任のイゴール・トゥドール監督のもとで出場数が増加し、多くの試合で先発起用されている。そして、今季終了後に契約延長に向けた話し合いが行われたが、最終的に破談となった。

　鎌田がラツィオを退団することになった後、いち早く獲得に動いたのがC・パレスだ。鎌田がフランクフルトに所属していた時、チームを率いていたオリヴァー・グラスナー監督は現在、C・パレスの指揮官を務めている。ロマーノ記者は自身のSNSを通じ「鎌田がC・パレスの新しい選手として、すでにメディカルチェックの第一段階を終了。グラスナーが強く希望するフリーエージェントとして、鎌田は2年契約でC・パレスに加入する予定。さぁ行こう。もうすぐ確定だ」と報じた。