久保建英は使うべきか否か
ダブルボランチの一角は遠藤航。6日のミャンマー代表戦は久々の“お休み”となっており、コンディションに問題はないはず。使わない理由はないと言っていいだろう。
その相方は、こちらもミャンマー代表戦で出番がなかった田中碧だ。同選手は日本代表として戦った直近5試合で4得点1アシストを記録と爆発中。タイミングの良い攻撃参加と非凡な決定力は、攻撃的な3バックの中でも活きてくるだろう。
右ウィングバックはフライブルクでこのポジションを担う堂安律を推薦。ミャンマー代表戦ではシャドーでの起用だったが、ここでWBを試しておきたい。日本代表のオプションも広がるはずだ。
左WBは相馬勇紀。ミャンマー代表戦では途中出場ながら小川航基のゴールをアシストするなど結果を残した。ここでも目に見える数字を残すと、日本代表定着に近づくかもしれない。
シャドーには南野拓実と鎌田大地を推す。久保建英もこのポジションで見てみたい1人だが、ミャンマー代表戦でベンチ外となるなど、コンディションが100%とは言えない状況で無理をさせるのは避けたい。
今季モナコで復活した南野は、シャドーを最も得意としている1人だ。そして、ラツィオで終盤に復活し、日本代表に戻ってきた鎌田は、絶妙なポジショニングと卓越した技術を武器にミャンマー代表戦で幾度となく攻撃を活性化していた。ともにオン、オフ・ザ・ボール問わずセンスを発揮できるタイプだけに、ミャンマー代表戦とはまた違った攻撃の形を見せてくれるだろう。
ワントップは上田綺世だ。ミャンマー代表戦では小川が2ゴールとアピールに成功。現日本代表のエースとして、負けるわけにはいかないだろう。