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日本代表 5か月前

サッカー日本代表、シリア代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。3バック継続で大幅入れ替えか

シリーズ:日本代表予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

MF:遠藤航

サッカー日本代表MF遠藤航
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日(31歳)
所属クラブ:リバプール(イングランド)
23/24リーグ戦成績:29試合1得点
日本代表通算成績:61試合3得点

 リバプールの主力として活躍した遠藤航は、今季公式戦43試合に出場した。チームはプレミアリーグでは優勝戦線を戦い、カラバオカップを手中におさめ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でも準々決勝まで勝ち上がった。遠藤は激動のシーズンにおいてアジアカップの離脱期間を挟み、ほとんどフル稼働。リバプールは惜しくもリーグ優勝を逃したが、ユルゲン・クロップ監督のラストイヤーにおいて、日本代表キャプテンは目覚ましい活躍を見せた。

 シーズン終わりの疲労を考慮してか、遠藤は6日のミャンマー代表戦で1分もピッチに立っていない。ミャンマー代表戦かシリア代表戦のどちらか一方で起用されると見込まれ、11日のゲームでは中盤を制圧するキャプテンの姿が見られるはずだ。

 すでに日本代表はグループリーグ1位で最終予選進出を決めているが、シリア代表はミャンマー代表対北朝鮮代表戦の結果次第で2次予選敗退もあり得る。そのため、相手は本気で挑んでくるだろう。そういった状況下で、百戦錬磨の選手の存在は極めて重要だ。バランサーとして、遠藤は中盤の底からチームの手綱を握るだろう。

MF:田中碧

サッカー日本代表MF田中碧
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年9月10日(25歳)
所属クラブ:デュッセルドルフ(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:30試合7ゴール
日本代表通算成績:26試合8ゴール

 AFCアジアカップ・カタール2023でまさかの日本代表落選を経験した田中碧は、大会後の北朝鮮代表戦で即座にチームへ復帰した。さらにはこの試合で決勝点も奪っており、その存在感を改めて示している。

 所属するデュッセルドルフは今季のブンデスリーガ2部を3位で終えると、昇格プレーオフでボーフムに敗北。来季の1部行きを逃した。田中はシーズンを通してチームの攻撃を牽引し、とりわけ昨年10月のカイザースラウテルン戦では抜群のクオリティを見せた。データサイト『FotMob』によると、同選手はゴールだけでなくアタッキングサードへのパスを10本放り込み、チャンスメイクも行った。

 シリア代表戦では中盤の相方に遠藤が起用されると見込まれ、田中はより攻撃的な位置を取れることが予想される。果敢な攻め上がりや決定機演出など、ドイツで揉まれるMFのゲームメイクに要注目だ。

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