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【写真：Getty Images】

アーセナルとシティが争奪戦の人気株、第一希望は？

　ニューカッスル・シティに所属するMFブルーノ・ギマランイスは、アーセナルとマンチェスター・シティというプレミアの両巨頭が獲得を狙っている今夏の注目選手だ。英メディア『TBR』は、同選手が移籍を希望しているクラブと実現可能性について、現地時間8日に報じていた。

　アーセナルは2年連続後一歩のところでリーグ優勝を逃しており、今夏にその差を埋めるための新戦力確保に向けて懸命に動いている。その中で、トップターゲットの1つとなっているポジションが守備的MFだ。

　そしてギマランイスは、クラブ最高の選手としてではなく、リーグでも屈指の選手として多くのクラブから注目されている。当然アーセナルも獲得に強い関心を示していると報じられているが、最大のライバルであるシティも同選手獲得を希望しているようだ。

　両クラブによる争奪戦が予想される中、英メディア『GIVE ME SPORT』は、「情報筋によると、シティはプレミアリーグとの115件の不正をめぐる訴訟など、不当な理由で注目を集めているにもかかわらず、今夏もギマランイスの獲得を計画しているという。そして、そしてギマランイス自身も移籍先の第一希望はアーセナルではなくシティと考えている」と伝えていた。

　また、ギマランイスの契約解除金は1億ポンド（160億円）であるにも関わらず、「シティはその支払いに躊躇していない」と、報道では言及されている。アーセナルは契約解除金を満額支払うのは困難であり、その点でも「シティ優位になりそうだ」と伝えていた。

　そのため、アーセナルは移籍ターゲットを変更しなければならず、新しいターゲットとして「バイエルンのヨシュア・キミッヒ、エヴァートンのアマドゥ・オナナ、アストン・ヴィラのドウグラス・ルイスを狙う可能性がある」と、同メディアは具体的な候補の名前を挙げている。