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鎌田大地以外には? クラブとの別れ方が最悪だった選手10人。様々な理由で関係悪化に…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ルイス・フィーゴ(元ポルトガル代表)

元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ
【写真:Getty Images】


生年月日:1972年11月4日
所属元:バルセロナ(スペイン)
移籍先:レアル・マドリード(スペイン)

 ライバル関係にあるバルセロナとレアル・マドリード間の移籍は何例かあるが、その中で最も物議を醸したのは2000年夏のルイス・フィーゴの移籍騒動であると断言してよいだろう。

 1995年夏にバルセロナに加入したポルトガル代表MFは元オランダ代表FWパトリック・クライファートや元ブラジル代表FWリバウドと共に強力アタッカー陣を形成。2度のリーグ戦制覇など数々のタイトル獲得に貢献し、1998/99シーズンからは主将を務めた。

 そんなバルセロナを象徴する選手があろうことか、最大のライバルであるレアル・マドリードへと移籍したのだ。これにはサポーターも大激怒。レアル・マドリードの選手としてカンプ・ノウに乗り込んだ際にはボールを持つ度にブーイングが浴びせられ、大量の偽札が舞うことや豚の頭がピッチに投げ込まれることもあった。

 ピッチ外でもフィーゴの経営する飲食店が破壊される大騒動に発展するなど多くの暴動が発生している。なお、20年以上が経過した今でもその遺恨は途絶えておらず、必ずバルセロナで嫌われた選手ランキングではトップに立つ。クラブも一度たりともOB戦に招待していない。

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