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【写真:Getty Images】
シャビ解任の裏側
ラ・リーガのバルセロナは、現地時間29日にハンジ・フリック氏が新監督に就任することを発表した。今季シャビ元監督の去就は二転三転していたが、ようやく新体制のもと動き始めた形になる。ジョアン・ラポルタ会長が、シャビ元監督を解任した理由について語るコメントをスペインメディア『as』が現地時間4日に報じている。
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今年の1月に今季限りでの退任を発表していたシャビ氏。しかし、ラポルタ会長が説得したことで一時は退任を撤回し、来季もチームを率いることが決まっていた。しかし、クラブの財政的な問題を指摘した発言が問題となり、結局は今季限りでの解任となった。
二転三転した去就について、同会長は、「私は彼にチームを信じているかと尋ねた。彼は、はいと答えて、チームを信じていると言ったんだ」と、当初はシャビ監督の意思を信じて任せる決断をしたものの、その後状況が変わったと語っていた。
「シャビはクラブを信頼していなかったんだ。その後、チームに必要な変更についてシャビとデコ(スポーツディレクター)とが話し合った後、彼の発言が変わったことが伺えるコメントもあった。それによって私は状況を再考せざるを得なくなり、チームがより競争力を高め、持っているものを最大限に活用するためには新たな推進力が必要だと感じた。私はバルサのレジェンドに対して厳しい決断をしなければならなかった。心は彼が残るべきだと言っていたが、頭ではそうは思わなかった」
フリック氏を新監督として招聘した件については、「フリックはこのチームで戦える力があると感じており、それが決め手だった」と、語っていた。そして、来季に向けての補強については、「監督と他に何が必要か検討するつもりだ。守備的MFを強化する必要があるかもしれない。クリステンセンは我々を助けてくれたが、もう1人選手を加えなければならないだろう」と、中盤の選手を強化する方針があると言及している。
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