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マイケル・オリーセがチェルシー加入に近づく?
プレミアリーグのクリスタル・パレスでプレーするフランス五輪代表候補MFマイケル・オリーセが、チェルシーへの移籍に近づいていることがわかった。イギリスメディア『TEAMTALK』が、現地時間4日に報じている。オリーセは、現行契約を2027年6月30日まで残しているものの、移籍の噂が取り沙汰されている。
22歳のオリーセは、2021年夏にレディングからクリスタル・パレスに活躍の場を移すと、移籍初年度ながら11アシストを記録。印象的な活躍を見せた。今季は、ハムストリングの負傷もあり、出場試合数は16試合に留まったが、7ゴールと4アシストを記録。ドリブルで局面を打開してチャンスを作れることに加えて、左足での直接FKも得意とする同選手に対し、プレミアリーグの複数のビッグクラブが熱い視線を送っていると噂されている。
報道によれば、「エンツォ・マレスカ新監督は、チェルシーで迎える初の選手としてプレミアリーグの素晴らしい才能を獲得する可能性が高まっている」という。また、マンチェスター・ユナイテッドも触手を伸ばしていると噂されるが、「チェルシーは、彼がマンチェスター・Uではなく、自分たちを選ぶと固く信じており、獲得に動いている。クラブはロンドン(クリスタルパレスとチェルシーの本拠地)に位置しており、オリーセはクラブにコネがあるという事実から、契約を締結できると自信を持っている」と、チェルシーが有利な立場であることを強調している。
さらに、オリーセの契約解除金が6000万ポンド(120億円)以下に設定されていることや、弟のリチャード・オリーセがチェルシーのU-21のチームに所属していることも有利に働く要素であると考えられている。実際に、「チェルシーのフットボールディレクター、ジョー・シールズは、代理人と常に連絡を取り合っている」と伝えられている。昨シーズンもチェルシーへの移籍の可能性が報じられたオリーセは、来シーズンの新天地はどこに決まるのだろうか。
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