フットボールチャンネル

「来季も重要なのは間違いない」リバプールの専門メディアが今季の遠藤航を振り返り高評価「文句なしの第一候補」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール最新ニュース

リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】



今季の遠藤のパフォーマンスを評価したリバプール専門メディア

 昨夏にリバプールに加入した遠藤航は、名将ユルゲン・クロップ監督のもとでレギュラーの座を獲得した。リバプール専門メディア『LIVERPOOLECHO』は、現地時間4日に遠藤の今季のパフォーマンスを振り返り評価しつつ、来季の立ち位置を分析している。

 まず、遠藤の獲得については、「誰も予想していなかった契約選手」と驚きを示しつつ、「プレミアリーグの激しさに適応し、自身の経験とポジショニングセンスの価値を証明した。空中戦に強く、ボール保持時のテクニックは、日本人選手とアレクシス・マック・アリスターがリバプールの中盤をどのように変えたか示すのに十分だった」と、初年度のパフォーマンスに称賛の言葉を送っていた。

そして、「シーズンを終えて6番のポジションで文句なしの第一候補となったのは遠藤だった」と述べた上で、「アルネ・スロット新監督が4-2-3-1の形に大きく依存するなら、それは遠藤にも適しており、すでにチームに所属する多くの選手の多才さを考えると、新たな中盤の選手を獲得する必要性は減るかもしれない」と、今夏における中盤の選手の補強戦略にも影響を与えたパフォーマンスであったと高く評価している。

 一方で、「4-3-3のアプローチを再現することを選択した場合、マック・アリスターは前線での役割の方がはるかに適しており、10代のステファン・バイチェティッチはキャリアの早い段階であり、レギュラーの座にはまったく遠く及ばない。そのため、さらなる補強が必要になるだろう」と、遠藤以外の守備的なMFの選手が必要になるかどうかは、新監督が採用するチームの構造次第であることを示唆していた。

 同メディアは、「いずれにせよ、遠藤は来季もリバプールにとって重要な存在となることは間違いないだろう」と強調し、新監督のもとでも遠藤が活躍できるだろうと太鼓判をおしていた。

【関連記事】
遠藤航の順位は? 欧州日本人、年俸ランキング1〜10位
【遠藤航・現地取材コラム】今までとは違う新しいアンカー像。「他のチームでは…」リバプールが求めるミッション
もう見たくない…。リバプールで嫌われすぎた選手6人

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top