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今季素晴らしい活躍を披露していたトニ・クロースの引退発表は世界を驚かせた。過去にもサッカー界では全盛期とは言わないまでも、第一線でプレーできる能力がありながらユニフォームを脱ぐ選択をした選手たちがいる。今回はビッグクラブで主力ながら引退した選手を紹介する。
MF:シャビ・アロンソ(元スペイン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1981年11月25日
引退年:2017年夏(35歳)
引退時の所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
現役最終年リーグ戦成績:27試合3得点2アシスト
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今季レバークーゼンをブンデスリーガとDFBポカールの国内2冠に導いたシャビ・アロンソ監督も、ビッグクラブで主力選手のままスパイクを脱いでいる。
ユース時代から過ごしたレアル・ソシエダからリバプール、そしてレアル・マドリードと渡り歩いたシャビ・アロンソは、2014年夏にジョゼップ・グアルディオラ監督率いるバイエルン・ミュンヘンに加入。すぐに中盤の不動のレギュラーに定着し、ブンデスリーガを筆頭に数々のタイトルを獲得した。
2016年夏にペップがバイエルンの監督を退任すると、その後任にシャビ・アロンソのレアル・マドリード時代の恩師であるカルロ・アンチェロッティが就任した。自らを良く知る指揮官の下で引き続きレギュラーとしてプレーしていたが、3月に35歳にして現役引退を発表している。
引退理由についてシャビ・アロンソは「最高のレベルで引退したいと思っていた」と明かしている。同タイミングでの引退を発表していたフィリップ・ラームとともにラストマッチで先発出場すると、4分に先制ゴールをアシスト。82分にアリアンツ・アレーナに集った大勢のサポーターから万雷の拍手を受けてピッチを後にした。
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