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最も稼いでいるのは? 欧州日本人、年俸ランキング4位。加入1年目で5億超え。前半戦苦しんだ27歳

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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現在、多くの日本人選手がヨーロッパ5大リーグでプレーしている。最高峰の舞台で戦う彼らの中で、最も高額な年俸を受け取っているのは誰なのか。今回は欧州5大リーグに所属する日本人選手の年俸ランキングを紹介する。※推定年俸は『Capology』を、スタッツは『transfermarkt』を参照。


4位:鎌田大地(ラツィオ/イタリア)


【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月5日
推定年俸:385万ユーロ(約5億3900万円)
23/24リーグ戦成績:26試合1得点2アシスト

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 欧州でプレーする日本人選手の年俸ランキングで4位にランクインしたのは、イタリアの名門ラツィオでプレーする鎌田大地だ。その年俸は385万ユーロ(約5億3900万円)と、チーム内でも5番目に高い金額になっている。

 移籍金が発生しないフリー移籍で加入したことも年俸を押し上げた理由の1つと考えられるが、フランクフルトでブンデスリーガ屈指のMFとして活躍していた鎌田に対する期待が金額にも現れていたと言えよう。ちなみに、フランクフルトから受け取っていた年俸は200万ユーロ(約2億8000万円)とされており、鎌田は移籍に伴って倍近い報酬アップを勝ち取ったことになる。

 いきなり好待遇で迎えられた鎌田であったが、シーズン終盤まではその期待にほとんど応えることができなかったと言っていいだろう。マウリツィオ・サッリ監督の下ではルイス・アルベルトやマテオ・ゲンドゥージにポジション争いで遅れをとり、不遇の時を過ごしていた。しかし3月になってイゴール・トゥドールに監督が代わったことで状況が一変する。ボランチなどで起用されて攻守において高いパフォーマンスを発揮し、評価を高めている。

 ようやく年俸に見合った活躍を見せることができるようになった鎌田であるが、クラブと契約延長に至らず、わずか1年でイタリアを去ることに。新天地は、フランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスが濃厚とされている。

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【了】

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