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ジョーブ・ベリンガムがトッテナム・ホットスパー行きか？

　EFLチャンピオンシップ（イングランド2部）のサンダーランドに所属するMFジョーブ・ベリンガムに、トッテナム・ホットスパーが関心を示していることがわかった。イギリスメディア『TEAMTALK』が、現地時間3日に報じている。レアル・マドリードで活躍するジュード・ベリンガムを兄に持つ同選手は、今夏の移籍市場で注目銘柄の一人だ。

　18歳のジョーブ・ベリンガムは、プロ生活をスタートさせたバーミンガム・シティから2023年夏に、わずか300万ポンド（約6億円）でサンダーランドに加入。今シーズンは47試合に出場し、7ゴールと結果を残した。そんな活躍もあり、国内の複数のクラブがU-19イングランド代表でもあるジョーブ・ベリンガムの動向に注目しているという。

　同メディアは、「トッテナムはしばらくの間、新たな攻撃的なMFの獲得に向けて、市場を注視しており、ジョーブ・ベリンガムが彼らのターゲットになっていることを確認した」と報じた。さらに、「トッテナムが現行の契約解除条項を確認したいと考え、ジョーブ・ベリンガムの代理人と接触した」と伝えている。他にも、クリスタル・パレスやブレントフォードが興味を示していると言及したうえで、「トッテナムが彼に対して適切なオファーを出せば、最有力候補になる」とも報じた。

　トッテナムは、大型補強を計画しているとも言われており、得点に関与できるMFとしてだけでなく、攻撃的なポジションに加え、守備的なMFの位置でもプレーできるジョーブ・ベリンガムは、アンジェ・ポステコグルー監督が獲得を目指す選手像と一致しているようだ。しかし、18歳の若き逸材をチームに留めておきたいと考えているサンダーランドは、報道によれば2000万ポンド（約40億円）を超える金額を要求する構えだという。偉大な兄を持つジョーブ・ベリンガムだが、果たして、来季はプレミアリーグの舞台でプレーすることになるのだろうか。