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キリアン・エムバペの加入でどうなる?
スペイン1部ラ・リーガのレアル・マドリードは現地時間3日、パリ・サンジェルマン(PSG)を退団することになっていたサッカーフランス代表FWキリアン・エムバペの加入を正式に発表した。ついに白い巨人へ加入となったエンバペだが、早くも来季の起用法について議論されている。スペイン『アス』が想定するオプションとは。
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PSGとの契約が今年6月30日に満了することで、来季の去就が注目されていたエムバペは先月10日に自身の公式SNSで今季限りでPSGを退団することを発表していた。そして、以前から関心が伝えられていたスペイン王者と正式に契約を結ぶこととなった。
レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は今季主に中盤ダイヤモンド型の4-4-2を採用。ジュード・ベリンガムをトップ下に置き、ヴィニシウス・ジュニオールとロドリゴが2トップに入っていた。また、注目されるのは、今季限りで現役を引退することになったトニ・クロースの中盤左のポジションだろう。
同メディアは来季のMFからFWにかけてのオプションを3つ紹介。1つ目は、かつてカリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドで形成されたBBCに似た3トップだ。エドゥアルド・カマヴィンガかオーレリアン・チュアメニをアンカー、バルベルデとベリンガムをインサイドハーフに置き、3トップは右からロドリゴ、エムバペ、ヴィニシウスで形成される形だ。これが実現したら、BBCを超える最強3トップとなるかもしれない。
2つ目が今季アンチェロッティが主に採用していた4-4-2。ロドリゴをベンチに置き、ヴィニシウスとエムバペが2トップに入り、ベリンガムがトップ下で支える。そして、中盤は右からバルベルデ、チュアメニ、カマヴィンガだ。同メディアはこれが一番現実的であると言及。だが、「これの問題?過度な守備による疲労でフランス人とブラジル人(エムバペとヴィニシウス)のデュオが被害を被る可能性があること」と懸念している。
そして、同メディアが「プランC」と称した3つ目のオプションがダブルボランチにカマヴィンガとチュアメニを置き、右サイドにバルベルデ、左サイドにベリンガムを起用する4-4-2。2トップは変わらずヴィニシウスとエムバペだ。これにより「ヴィニシウスとエムバペの守備の負担を軽減する」と言及した。
今後更なる補強を行う可能性もあり、エムバペが加入したことでさらに選手層が厚くなった。来季はどんなシステムで臨むことになるのだろうか。アンチェロッティ監督の起用法はいかに。
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