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ヴィクター・オシムヘンを獲得するため、冨安健洋ら差し出すのか？

　アーセナルはナポリのナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの獲得に興味を示しているが、対するナポリもアーセナルの日本代表DF冨安健洋やイングランド代表MFエミール・スミス・ロウに関心を示しており、オシムヘンの取引の一環として2人を契約に含める可能性があると、英紙『サン』が報じた。

　オシムヘンは今季公式戦32試合に出場し17得点4アシストを記録。主力として活躍しているが、現在の契約は2026年7月に終了する予定だ。昨年、パリ・サンジェルマン（PSG）やマンチェスター・ユナイテッドがオシムヘンの獲得に乗り出したが、ナポリ側が固辞し、移籍は実現しなかった。今回は前回と状況が異なっており、オシムヘンがプレミアリーグのクラブへ移籍することを示唆している。

　それでも同紙によると、ナポリはオシムヘンに設定されている契約解除金1億1080万ポンド（約221億円）を変更するつもりはないという。ただし、アーセナルとの取引においては、ナポリが興味を示す冨安やエミール・スミス・ロウの譲渡と引き換えにオシムヘンの高額な移籍金が下がる可能性があるとのこと。なお、現時点でナポリは具体的なオファーを受け取っておらず、まだ交渉が始まっている様子はない。同紙は「アーセナルはオシムヘンについてトレードで契約する可能性があり、選手2人がエミレーツを離れることになるかもしれない」と報じている。