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【結果速報】なでしこジャパンが危なげなく完勝! 田中美南、古賀塔子のゴールでニュージーランドを下す

text by 編集部 photo by Getty Images

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国際親善試合VSニュージーランド女子代表
【写真:Getty Images】



田中美南と古賀塔子のゴールで2-0でなでしこジャパンが勝利

 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は日本時間の5月31日、国際親善試合でニュージーランド女子代表と対戦。パリオリンピック2024(パリ五輪)メンバー発表前最後の海外遠征における1試合目で危なげない試合運びを見せ、見事に2-0で完勝した。


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 スタメンには、リバプールFCウィメンでプレーするMF長野風花やINAC神戸レオネッサのストライカー田中美南、昨年の女子ワールドカップで得点王に輝いた宮澤ひなたなどが名を連ねた。一方で、長谷川唯や熊谷紗希、清水梨紗らはベンチスタートとなった。

 なでしこジャパンは、立ち上がりから積極的な入りをみせる。開始2分には、左ウィングバックの北川ひかるが得意の左足でシュートを放つと、4分には清家貴子がドリブルでペナルティエリア深くまで侵入して、チャンスを作るなど、立ち上がりから惜しいシーンを作りだした。

 その後は、ゴールキーパーを交えて丁寧にビルドアップするニュージーランド女子代表に対して、前から積極的に奪いにいくものの、ボールを奪う位置が低く、決定的なシーンを作り出せない。15分を過ぎたあたりからは、日本のプレスに慣れてきたのか、徐々にニュージーランド女子代表がボールを持つ時間も長くなった。その後は、膠着状態が続き、そのまま前半が終わるかに思われたが、アディショナルタイムの46分になでしこジャパンが先制する。

 ボランチの位置からペナルティーエリア内に飛び出した長野風花は、守屋からパスを受けるとダイレクトでマイナス気味に折り返す。そのボールを受けた清家貴子がエリア内で冷静にトラップすると、すかさずフリーの田中美南にパス。田中は、落ち着いて左足でゴール右隅に突き刺し先制点を奪った。

 後半も前半と同様に積極的な姿勢で入ったなでしこジャパンは、47分にコーナーキックから追加点を奪う。北川ひかるが蹴ったボールを、ファーサイドで待ち受けていた古賀塔子がフリーで頭で合わせて追加点を決めた。

 その後は、宮澤ひなたに代わって出場した植木理子が74分にゴールキーパーとの1対1の状況を迎えるなど、決定機を作り出したもののゴールは奪えず。それでも守備陣が無失点に抑え、2-0でパリオリンピック出場権を獲得しているニュージーランド女子代表を下した。

【得点者】
45+2分 1-0 田中美南(なでしこ)
47分 2-0 古賀塔子(なでしこ)

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【了】

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