鎌田大地　最新ニュース

【写真：Getty Images】

鎌田大地の代理人がラツィオと会談

　サッカー日本代表MF鎌田大地の去就が注目されていたが、現段階ではラツィオ残留が濃厚のようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が現地時間29日、「鎌田の進路が決定。トゥドール監督の影響が大きい」と見出しを打ち、同選手の契約の行方を報じている。

　鎌田は今季のセリエA29試合に出場し、2ゴール2アシストを記録した。シーズンの多くで苦しんだが、3月にイゴール・トゥドール氏が新指揮官に就任すると、そこから一気に主力に定着。ボランチや2枚目のポジションに入り、鎌田は攻守に躍動した。

『コリエレ・デッロ・スポルト』は、鎌田がクリスタル・パレスに移籍する可能性も報じていたが、ここへ来て「それほど心配する必要はなさそうだ」と見解を示している。その上で、同紙は「鎌田の残留条件は金銭面ではなく、契約期間の再交渉である」と伝えている。

　従来の契約期間延長のオプションは「3年間」。これに対し、鎌田側は単年のみの延長を要求しているという。それに関しては、イタリア紙『il Messaggero』なども6日の段階で報じており、鎌田側は依然としてその条件を提示しているようだ。『コリエレ・デッロ・スポルト』も「条件付きで残留」と強調した上で、「ラツィオは鎌田を引き留めたい意向を持っている」と見込んでいる。