マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース
【写真:Getty Images】
対象となるのはサッカー部門以外のスタッフか
新オーナーであるジム・ラトクリフ卿のもと、マンチェスター・ユナイテッドが新シーズンに向けて経営改革を行うようだ。そのひとつが「在宅勤務の廃止」だという。サッカー部門以外のスタッフに向け、火曜日にクラブ側から一斉にメールが送られた。英紙『メトロ』が現地時間29日に報じている。
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同紙によると、対象となるスタッフは「6月5日までに、退職してボーナスを受け取るか、マンチェスターかロンドンのオフィスで永続的に働くかを決めなければならない」という。また、上層部からのメッセージとして「オフィスへの復帰は、個人、チーム、そしてクラブ全体に大きな利益をもたらし、マンチェスター・ユナイテッドがサッカー界の栄光を取り戻す我々の旅を支えるだろう」と付け加えられているようだ。
なお、『メトロ』が報じたところでは、クラブ側は「今すぐ退職を希望する人には、今季のボーナスを早めに支払うことを約束する」という。同紙はユナイテッドの経費削減について、25日のFAカップ決勝戦から顕著だったことを指摘し、以下のように伝えている。
「ユナイテッドはウェンブリー遠征における従業員特典を削減していた。これまでのFAカップ決勝戦では、従業員は友人や家族のために複数のチケットを受け取っており、試合会場までの無料送迎もついていた。しかし今回の決勝戦では、全スタッフと取締役に与えられたチケットは1枚だけで、ウェンブリーまでのバス代(往復20ポンド)は自己負担となった」
なお、マンチェスター・シティとの決勝戦は、ユナイテッドが2-1で勝利している。チームはプレミアリーグを過去最低順位の8位で終えたが、最終的にUEFAヨーロッパリーグ(EL)への出場権は確保した。
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