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チェルシー指揮官就任交渉が大詰めのエンツォ・マレスカ
プレミアリーグのチェルシーは、レスター・シティから、エンツォ・マレスカ監督の就任交渉で、許可を得たことがわかった。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、現地時間27日に報じた。チェルシーは、今季終了後にマウリシオ・ポチェッティーノ監督が退任することがすでに決まっており、新監督人事に関心が集まっている。
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チェルシーは、今季リーグを6位で終え、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権を逃がした。最後はリーグ戦を5連勝で飾り、来季の期待を覗かせたものの、ポチェッティーノが1年でチームを去ることが決定している。後任候補には、レスター・シティでチャンピオンシップ(イングランド2部)を制した、マレスカやブライトンを今シーズン限りで退団するロベルト・デ・ゼルビの名前が浮上していた。
報道では、「チェルシーのスポーツディレクターであるポール・ウィンスタンリーとローレンス・スチュワートは、マレスカと直接会談するためにスペイン南部のマルベーリャに向かう」と伝えられ、さらに「チェルシーは、代理人との話し合いで、マレスカの知識の深さと幅広さに加えて、プレーモデルと仕事に対してひたむきで集中していることに感銘を受けている」と、ポゼッションとポジショナルプレーにこだわる44歳のイタリア人指揮官が、ポチェッティーノの後任候補として、最有力であると強調されている。
レスターは、マレスカ監督の契約解除金を800万ポンド(約16億円)から1000万ポンド(約20億円)の間で設定していると考えられており、チェルシーがこの条項を満たす額を支払えば、クラブ間の合意は簡単に進む可能性があると見られている。なお、チェルシーは6月初旬までに新監督を決定したいと公言しているため、交渉が長引く可能性は低いようだ。
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