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冨安健洋、怪我などで欠場多くとも評価は上々

　アーセナルは今季最後まで優勝争いを演じながら、マンチェスター・シティに首位の座を譲り、惜しくも2位でプレミアリーグ制覇を逃している。英メディア『ペイン・イン・ザ・アーセナル』が、アーセナルの選手に評価を下し、日本代表DF冨安健洋を10位に選出した。

　冨安は2021年8月にボローニャからアーセナルへ移り、加入初年度から多くの試合に出場。両サイドバックやセンターバックのポジションでプレーできる万能型であることから、今季も重宝されていた。ふくらはぎの負傷で長期離脱する時期もあったが、今季は公式戦30試合に出場し2得点3アシストを記録。今年3月には2026年6月までの1年延長オプション付きで、アーセナルとの契約を更新していた。

　同メディアは、2023/24シーズンにおけるアーセナルの選手25名に評価をつけ、冨安を10位に選出している。寸評では「代表戦と怪我のために多くの試合を欠場したにもかかわらず、冨安は今シーズンのアーセナルの選手トップ10入りを果たした。ミケル・アルテタ監督の下で成長を続けている。この調子なら、アーセナルのスターティングメンバーとして定着する日もそう遠くはないだろう」との評価を下した。