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「年俸」はサッカー選手を評価する指標の一つだ。世界的名門リバプールで最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回はリバプール所属選手の年俸ランキングを紹介する。※推定年俸は『Capology』を、スタッツは『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
1位:モハメド・サラー(エジプト代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年6月15日
推定年俸:2115万ユーロ(約30.2億円)
23/24リーグ戦成績:30試合18得点10アシスト
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2017年夏にローマからやってきたモハメド・サラーは、リバプールで一つの時代を築いた選手だ。加入1年目にプレミアリーグで32得点を挙げて得点王になると、その後もゴールを量産し、2018/19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝、2019/20シーズンのプレミアリーグ優勝など、リバプールに多くの栄光をもたらしている。
これらの活躍が評価されて、サラーは2022年に現行契約を交わし、年俸は2115万ユーロ(約30.2億円)となった。2位以下に大差をつけるダントツの額だが、これまでの活躍を考えると誰もが納得する待遇と言えるだろう。
ただ、最近はやや雰囲気が変わりつつある。先月27日のプレミアリーグ第35節でウェスト・ハムと対戦した際、先発を外されたサラーはユルゲン・クロップ監督と口論するシーンがあり、話題になった。
今季のプレミアリーグでも18得点10アシストと見事な数字を残しているサラーだが、コンディションがあまり良くないのか、ドリブルで相手DFを抜ききるシーンは減っており、ラストパスを出す側に回ることが増えた印象を受ける。
サラーが本来の調子を維持していれば、リバプールがいまもプレミアリーグ優勝を争っていてもおかしくなかったとも捉えられる状況なだけに、チーム最高年俸のエースのパフォーマンスは気になるところだ。
残り契約期間が1年であることを考えると、クラブが夏に大きな決断をしても不思議ではないかもしれない。
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【了】