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「年俸」はサッカー選手を評価する指標の一つだ。世界的名門アーセナルで最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回はアーセナル所属選手の年俸ランキングを紹介する。※推定年俸は『Capology』を、スタッツは『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。

1位：カイ・ハフェルツ（ドイツ代表）

生年月日：1999年6月11日
推定年俸：1692万ユーロ（約23.7億円）
23/24リーグ戦成績：35試合12得点6アシスト

　1692万ユーロ（約23.7億円）の年俸を受け取るドイツ代表MFカイ・ハフェルツがアーセナルの年俸ランキングでトップに立った。

　昨夏にチェルシーから7500万ユーロ（約105億円）で加入したハフェルツは開幕当初こそ波に乗れなかったが、ボーンマスとの第7節にPKで初ゴールを奪ってから復調。シーズン序盤は主にインサイドハーフ、後半は不調のガブリエウ・ジェズスやエディ・エンケティアに代わってワントップのポジションに入ってチーム2位の12ゴールを奪っている。

　特にシーズン中盤以降の活躍は凄まじく、彼がイングランドに渡った2020/21シーズン以降ではベストな姿だった。チェルシー時代に達成することができなかったリーグ戦での2桁ゴールも成し遂げた上に、あらゆるポジションで計算できるようになったのは予想以上の活躍と言えるのではないだろうか。チェルシー時代からゴールに絡めないと批判を浴びがちなハフェルツだが、それ以外の貢献度も大きく、チーム最高額の選手に相応しい働きぶりをみせている。