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【写真：Getty Images】

バルセロナ新指揮官に就任濃厚のハンジ・フリック氏

　元ドイツ代表監督ハンジ・フリック氏のバルセロナ行きが濃厚のようだ。スペインメディア『マルカ』が現地時間27日、チームの意向について「可能であれば今週中にフリック監督就任を確定させること」だと報じている。同メディアによると「交渉は最終段階に入っている」という。

　フリック氏は昨年9月に行われた日本代表との親善試合に1-4で敗れたあと、ドイツ代表監督の任を解かれ、現在はフリーとなっている。バイエルン・ミュンヘンを指揮した2年間（2019年～2021年）には、ブンデスリーガとUEFAチャンピオンズリーグ（CL）を含む6冠にチームを導いた。

　同氏のバルセロナ新指揮官就任の噂は、シャビ監督が1度目に退任を発表した直後から報じられてきた。ドイツメディア『BILD』は2月の段階で「フリックはスペイン語を学んでいる」と伝えており、同氏自身も指揮官就任へ前向きであることが度々明かされている。

今回『マルカ』が報じたところによると、「フリックは間もなくバルセロナに到着し、24-25シーズンのチームの指針を定めることになる」という。また、同メディアは「今後数時間ですべての詳細が明らかになるだろう」と見解を示しており、文字通りクラブの正式発表まで秒読み段階にあることを明かした。