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先日、23/24シーズンのブンデスリーガ最終節が行われ、元サッカー日本代表の長谷部誠(フランクフルト)は大歓声を受けながら現役最後の試合を終えた。Jリーグ、そしてドイツで長く活躍した長谷部と、最も多くの試合で苦楽を共にした選手は誰なのだろうか。今回は、偉大なる「カイザー(皇帝)」のキャリアを振り返りながらランキング形式で紹介する。※スタッツは5月19日時点のデータサイト『transfermarkt』を参照。出場試合数が並んだ場合はサイトの順位に準拠する。
4位:永井雄一郎(元日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1979年2月14日
クラブ:浦和レッズ
試合数:166試合
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惜しくもランキングトップ3入りとはならなかったが、永井雄一郎は長谷部誠と166試合を共に戦っている。
1997年に高卒で浦和レッズに加入した永井は、プロ1年目ながらリーグ戦30試合に出場。「18歳4か月」で加入後初ゴールを奪い、長くクラブの最年少得点記録に君臨した。大きなインパクトを残したデビューシーズンとなったが、2年目の1998シーズンは出番が激減。夏にカールスルーエ(ドイツ)へ武者修行に出ることを決断している。
そして約1年後、日本に戻ってきた同選手は調子を取り戻し、本来の輝きを放ち始める。2000シーズンにはリーグ戦29試合で12ゴールをあげてJ1昇格の立役者となった。
長谷部誠と出会ったのは2002年のことだ。長谷部がハンス・オフト監督の信頼を掴んだ2003シーズンから本格的な共闘が始まり、永井は前線で、長谷部はその1列後ろのトップ下やボランチの位置でチームの勝利のために走り回った。
その共闘は長谷部がドイツへ渡る前の2007年まで続き、最後の2007シーズンにはAFCチャンピオンズリーグ優勝を達成。共にグループステージから決勝まで11試合に出場し、永井は3得点、長谷部は2得点をマークした。セパハンを相手に迎えた決勝では、1st レグを1-1で終えると、2nd レグでは永井が先制点を奪取。この得点もあって2-1で勝利し、見事優勝を掴み取っている。
現在45歳となった永井はまだ現役を続けている。昨年2月にはKONOSU CITY FC(現・埼玉県2部)の選手兼監督に就任したことが同クラブより発表された。
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