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欧州の2023/24シーズンが佳境を迎えている。今季も各地でアジアの有力選手が存在感を示した。いま世界的に高く評価されているアジア人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、アジア人選手の市場価値ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合はサイトに準拠。データは5月13日時点
4位:三笘薫(日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月20日(27歳)
最新市場価値:4500万ユーロ(約63億円)
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
23/24リーグ戦成績:19試合3得点4アシスト
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サッカー日本代表の三笘薫が、アジア人選手で市場価値4位の選手だ。5位以下に大きな差をつけて、最新の市場価値は4500万ユーロ(約63億円)となっている。ただ、今季は昨季に比べると苦しんでいると言えそうだ。
三笘は、2022/23シーズンにブライトンでプレーし始めたときの市場価値が250万ユーロ(約3.5億円)だったが、ロベルト・デ・ゼルビ監督のもとで定位置をつかむと、抜群の突破力を武器にプレミアリーグで活躍し、それに伴って市場価値も急激に上昇した。2023年夏には3200万ユーロ(約44.8億円)に達している。今季もシーズン序盤から見事なプレーを続けると、10月には市場価値が5000万ユーロ(約70億円)となり、さらに価値を高めていった。
しかし、その後は疲労の影響があったのか調子が下がり、12月には左足首を負傷した。2月には腰を痛めていまも戦列を離れており、最新の市場価値は4500万ユーロとなっている。『transfermarkt』のデータ上、三笘の市場価値が下がるのはキャリアで初のこと。負傷を完全に治して、元のコンディションを取り戻せるかに注目したい。
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【了】