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最も稼いでいるのは? 欧州日本人、年俸ランキング11〜15位。金額以上の働きをしているのは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド)

ルートン・タウンの橋岡大樹
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年5月17日
推定年俸:90万ユーロ(約1億2600万円)
23/24リーグ戦成績:10試合0得点0アシスト(プレミアリーグ)

 ランキングの13位につけているのは、プレミアリーグのルートン・タウンに所属する日本代表DF橋岡大樹だ。橋岡は今冬にシント=トロイデンからルートン・タウンに完全移籍し、90万ユーロ(約1億2600万円)の年俸契約にサインした。ベルギー時代の年俸は10万ユーロ(約1400万円)とされており、そこからの大幅アップを勝ち取ったことになる。

 だがそれに反して、プレミアリーグへの挑戦はかなり厳しいものになってしまった。ユーティリティな能力を持つ橋岡は右ウィングバックや3センターバックの一角として起用されるも、オウンゴールを献上するなど失点に絡んでしまうことも多かった。

 もちろん、今季リーグ戦で85失点したチームの守備は壊滅的な状況で、橋岡が関与した失点に関しても彼個人のみの責任にすることはできない。しかし自身にとって満足のいくシーズンでは決してなかっただろう。橋岡はクラブの残留が大きくかかったプレミアリーグ第37節ウェストハム戦をベンチで過ごしており、重要な一戦に絡むことができなかった。

 ルートン・タウンは18位でフィニッシュし、来季はチャンピオンシップで戦うことになる。橋岡はここで奮闘して改めて自らの価値を示したいところだ。クラブの再昇格に貢献することができれば、さらなる年俸アップのチャンスも掴めるかもしれない。

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