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最も稼いでいるのは? 欧州日本人、年俸ランキング11〜15位。金額以上の働きをしているのは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:堂安律(フライブルク/ドイツ)

フライブルクの堂安律
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年6月16日
推定年俸:84万ユーロ(約1億1760万円)
23/24リーグ戦成績:30試合7得点4アシスト

 14位にランクインしているのは、サッカー日本代表の10番を背負う堂安律だ。彼がフライブルクから受け取っている年俸は84万ユーロ(約1億1760万円)とされている。これは同クラブ所属選手の中で上から9番目の金額であり、比較的高額ではあるもののチーム内で突出した数字ではない。

 だが堂安はクリスティアン・シュトライヒ監督の信頼をしっかりと掴んでおり、今季のリーグ戦はAFCアジアカップによる日本代表活動の期間を除いて全試合に出場している。ボールキープ力が高く攻撃の起点になり、右サイドからのカットインでも相手ゴールを脅かす。また、攻撃のみならず守備面での貢献も大きい。

 アジアカップ以前はリーグ戦1ゴール1アシストと直接的な得点関与は少なかったが、大会からチームに復帰してからは6ゴール3アシストの成績を残し、フィニッシュにより多く絡むことができるようになった。今シーズン終盤にかけてのパフォーマンスを来季も継続することができれば、年俸アップを勝ち取る可能性は十分にあるだろう。

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