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先日、23/24シーズンのブンデスリーガ最終節が行われ、元サッカー日本代表の長谷部誠(フランクフルト)は大歓声を受けながら現役最後の試合を終えた。Jリーグ、そしてドイツで長く活躍した長谷部と、最も多くの試合で苦楽を共にした選手は誰なのだろうか。今回は、偉大なる「カイザー(皇帝)」のキャリアを振り返りながらランキング形式で紹介する。
※スタッツは5月19日時点のデータサイト『transfermarkt』を参照。出場試合数が並んだ場合はサイトの順位に準拠する。
5位:平川忠亮(日本)
【写真:Getty Images】
生年月日:1979年5月1日
クラブ:浦和レッズ
試合数:164試合
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プロデビューを果たした2002年からスパイクを脱いだ2018年まで、浦和レッズ一筋の男が5位にランクインした。
2002年に筑波大学から浦和に加入した平川忠亮は、藤枝東高校から浦和に加入した長谷部誠と同期。大卒と高卒の違いもあり、平川は1年目からコンスタントに起用されたのに対して、長谷部は我慢のプロ1年目となった。
その後、両者にとってプロ2年目となる2003シーズン、長谷部が出場機会を大きく増やし、本格的に平川と長谷部の共闘が始まる。最終的に2007シーズンまでの5シーズンを共に浦和で過ごし、164試合を戦っている。
右サイドバックを本職とする平川だが、加入当初は左サイドでの起用もしばしば。チームの台所事情に合わせて様々なポジションを担当し、献身的なプレーで熾烈な競争の中でも必要とされてきた。
しかし、2015シーズンに関根貴大の加入などが影響して出番が激減すると、翌2016シーズンは負傷離脱もあってリーグ戦出場なしで終了。ピッチに立つ試合が少なくなり、2018シーズン終了をもって現役を退いている。
その後、平川は愛する浦和のユースコーチ、トップチームコーチを歴任。今年度よりユース監督に就任している。浦和が誇るバンディエラが、ネクスト長谷部誠を世に送り出す日が来るかもしれない。
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