レアル・マドリード最新ニュース

UEFAチャンピオンズリーグで起用されるのは？

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝、ドルトムント対レアル・マドリードが現地時間6月1日に行われる。最近怪我から復帰したティボー・クルトワと、同選手の離脱時期に評価を上げたアンドリー・ルニンのどちらがスタメンに選ばれるのか。レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が今後の起用法について明かしている。

　レアルでは、正守護神だったクルトワが今季開幕前に左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負った。これに伴い、レアルは昨年8月にチェルシーからGKケパ・アリサバラガをレンタル移籍で獲得。今季序盤はケパがスタメンに起用されることが多かったが、負傷の影響もあり、ルニンのスタメンの機会が多くなった。

　ルニンは今季ここまで公式戦30試合に出場し、クリーンシート（無失点）は12試合。レアルのリーグ優勝にも大きく貢献していた。そんな中、クルトワは4日に行われたカディス戦で戦線復帰し、リーグ戦3試合連続でスタメン出場を果たしている。

　クルトワがメンバー入りした1日のCL準決勝1stレグと9日の2ndレグ・バイエルン戦ではルニンがゴールマウスを守っていた。今季好調のルニンか、それとも復帰したクルトワをCL決勝で起用するのか、注目が集まっているところだ。

　レアルの公式サイトに14日に行われたアラベス戦後のアンチェロッティ監督のコメントが掲載されている。GKの起用法について「状況はクリアだ。ルニンに時間を与えなければいけない。我々には（CL前のリーグ戦）2試合が残っている。1試合はルニン、もう1試合はクルトワにプレーさせる」と明かしている。

　クルトワは復帰後の全3試合を無失点に抑えているが、アンチェロッティ監督はCL決勝でルニンとクルトワのどちらを起用するのだろうか。CL前のリーグ戦の2試合で見極めるのかもしれない。