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最も稼いでいるのは? 欧州日本人、年俸ランキング1〜10位。クラブから高い評価を得ているのは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:冨安健洋(アーセナル/イングランド)

アーセナルの冨安健洋
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月5日
推定年俸:604万ユーロ(約8億4560万円)
23/24リーグ戦成績:21試合1得点1アシスト


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 欧州5大リーグでプレーする日本人選手の年俸ランキングで首位に立つのは、アーセナルに所属する日本代表DFの冨安健洋だ。その金額は604万ユーロ(約8億4560万円)とされており、同ランキング2位の三笘薫(483万ユーロ/約6億7620万円)に100万ユーロ(約1億4000万円)以上の差をつけてトップに立っている。

 冨安はアーセナルに加入して以降、度重なる怪我によって十分な稼働率でプレーできてはいない。それによってチームで不動の存在になりきれていないが、彼の実力は確かである。高いフィジカル能力とスピード、さらにインテリジェンスも有する冨安は最終ラインのどのポジションでも安定した守備力を発揮する。また、現代のDFに欠かせない攻撃能力も高い水準で備えており、攻守に貢献する冨安に対するミケル・アルテタ監督の信頼は厚い。

 アーセナル加入時の冨安の年俸は332万ユーロ(約4億6480万円)であったが、今年3月に結ばれた新契約で大幅アップとなった。このことからも、クラブが冨安の実力を評価していることがうかがえる。左サイドバックのポジションで違いを生み出す存在であるだけに、来季以降は万全の状態で稼働率を高めてより試合に絡むことができるようになれば、さらなる年俸アップを勝ち取る可能性もあるだろう。

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【了】

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