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【写真:Getty Images】
元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏がカイ・ハフェルツを称賛
アーセナルに所属するドイツ代表FWカイ・ハフェルツは、今季のプレミアリーグにおいて12ゴール7アシストを記録している。シーズン序盤こそ苦戦したものの、現在はチームに不可欠な活躍を見せる。元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が現地時間12日、『Sky Sports』を通じてハフェルツを称賛した。
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ハフェルツは2020年9月にレバークーゼンからチェルシーへ渡り、2023年6月にアーセナルへと移籍した。先述の12ゴール7アシストは、ブンデスリーガからプレミアリーグに活躍の場を移して以降、最高の成績である。
しかしキャラガー氏は、ハフェルツのストロングポイントを得点力には見出していない。同氏は、アーセナルの特徴として「前線からのプレッシング、マンツーマン、そして高い位置でボールを奪うことにおいてはどのチームよりも優れている」と語る。その上で、ハフェルツについて以下のように述べた。
「ようやく、人々は彼がCFであると認識してきた。私は彼が信じられないようなゴールゲッターになるとは言わないが、彼は今CFとしてアーセナルを支えている。そしてそれがチームにタイトル獲得の可能性をもたらしているのだ」
『Sky Sports』が示すトラッキングデータによると、ハフェルツは(15試合以上先発起用された)CFの中で、今季のリーグにおける「90分あたりの走行距離」でナンバーワンを記録している。ピッチを縦横無尽に駆け巡り、時には最前線から自陣の最終ライン付近まで下りてくる場面も見受けられる。
キャラガー氏は、このハフェルツの働きに関して、守備だけでなく攻撃面でも活きていると考えているようだ。かつてリバプールで9番を背負ったロベルト・フィルミーノを引き合いに出し、次のように述べている。
「プレミアリーグの偉大なCFの中で、ゴールスコアラーでなかった選手といえば、リバプールのフィルミーノが思い浮かぶ。彼が(自陣の)深い位置まで下がって中盤を助け、ワイドなプレーヤーが相手陣地に侵入できる位置をとる。そのようなリバプールのチーム戦術について、私たちは何度話しただろうか?」
タイトル獲得に向けてアーセナルに残されているのはわずか2試合。最大勝ち点ではマンチェスター・シティに2ポイント劣るが、まだリーグ制覇の可能性はある。ハフェルツの高い献身性も、引き続き必要になるだろう。
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