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コスパ最悪なのは? リバプール年俸ランキング1〜10位。活躍と金額が見合っていないのは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:ライアン・フラーフェンベルフ(オランダ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年5月16日
推定年俸:906万ユーロ(約12.7億円)
23/24リーグ戦成績:24試合1得点0アシスト

 ライアン・フラーフェンベルフは、昨年夏にバイエルン・ミュンヘンから4000万ユーロ(約56億円)の移籍金でリバプールに加入したMFで、ここまでプレミアリーグで24試合に出場している。

 18歳でオランダA代表デビューを果たしたフラーフェンベルフは、190cmの長身が特徴的な選手で、大きなストライドのドリブルで敵陣を持ち上がっていくことができる推進力のあるセントラルMFだ。また、右足のキック精度も高く、自身にマークが集まったところで大きく展開してチャンスを拡大することもできる。

 5月16日に22歳の誕生日を迎える若手でありながら、すでにトップレベルのクラブを渡り歩いているフラーフェンベルフは、906万ユーロ(約12.7億円)という高額年俸に見合うだけの能力を持っていると言えそうだ。ただ、今季のリーグ戦出場は24試合で、うち先発は12回となっており、不動のレギュラーというわけではない。

 その要因として考えられるのは、守備の強度不足だろう。攻撃面でのインパクトに比べるとディフェンス時の存在感は希薄で、常時スタメンというわけではない。

 フラーフェンベルフは、レギュラーではない選手に対する年俸としては高額な印象を受けるが、これからサラリーの額にふさわしい選手に成長していくことをクラブは期待しているはずだ。

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