アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース
【写真:Getty Images】
途中出場の渡辺皓太が殊勲の逆転ゴール
【横浜FM 2-1 アル・アイン】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦・1stレグが11日に日産スタジアムで行われ、横浜F・マリノスがアル・アインと対戦した。この試合にマリノスは2-1で勝利。ハリー・キューウェル監督率いるチームは、現地時間25日にアウェイで行われる2ndレグに弾みをつけた。
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立ち上がりからマリノスは切り替えのスピードで相手に上回られる場面が目立ち、全体的に固さが見られた。マリノスがボールを持てるシーンが散見されるものの、アル・アインの素早いプレッシングに苦戦していた。
すると12分、アル・アインのスローインから試合が動く。バンダル・アル・アフバビが投げ込んだボールをパク・ヨンウがフリックし、CFのソフィアン・ラヒミがこれに反応。縦に大きく蹴り出すと、マリノスのCBエドゥアルドとの並走を制す。完全に抜け出したラヒミがGKと1対1の状況を作るが、ポープ・ウィリアムが鋭い反応からセーブを見せる。しかしこぼれ球に反応したムハンマド・アル=バルーシが押し込み、アル・アインの先制点を挙げた。
2ndレグに向けて少しでも有利な状態を作りたいホームのマリノスは、アンデルソン・ロペスやエウベルらを中心に攻勢に出る。植中朝日がミドルレンジから、喜田拓也がペナルティエリア中央からシュートを放ったが、いずれもネットを揺らすことはできなかった。そのまま0-1とスコアに変化はなく、アル・アインのリードで前半は終了する。
後半、マリノスは同点に追いつくべくサイドからアル・アインの守備を崩しにかかる。ところが相手の巧みなプレスバックに苦しみ、むしろロングフィードからチャンスを作られる場面も見受けられた。61分、キューウェル監督はエウベルに代えて宮市亮を投入し、左サイドからスピード勝負を試みる。
すると72分、明らかに重心が後ろに下がったアル・アインは、アタッキングサードでマリノスのボール保持を許す。ペナルティエリア手前でボールを持ったヤン・マテウスがゴール前にクロスを放り込み、植中がヘディングであわせて同点弾を決める。
待望の同点ゴールにより、マリノスの攻撃に勢いが生まれる。サポーターの大声援を受けながら、チームはその後も相手陣地に迫るシーンを作る。そして84分、CKからの2次攻撃でヤン・マテウスがクロスを上げる。これに宮市が反応してボレーを放ち、こぼれ球を途中出場の渡辺皓太が押し込んだ。
後半に2点を決めたマリノスが試合をひっくり返し、2-1で勝利をおさめた。現地時間25日にアル・アインのホームで行われる2ndに向け、大きく弾みをつけた。
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