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フォーカス 6か月前

このままだと非常にヤバい…。J3リーグで大苦戦する6チーム。開幕13試合を終えた現状とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FC岐阜

FC岐阜
【写真:Getty Images】


順位:7位(勝ち点19)
成績:5勝4分4敗(19得点14失点)
監督:上野優作

 FC岐阜は2019シーズンのJ2で最下位となり、初めてJ3へ降格。近年の大型補強で注目を集める同チームだが、J3での戦いは続いている。今いる戦力で、J3にいるのが不思議なくらいだ。J2昇格を目指すチームであるからこそ、今の状況は厳しいと言えるだろう。

 2021シーズンは元サッカー日本代表MF本田拓也や柏木陽介などを補強。同年の前半戦は好調で2位で、折り返したのは良かったが、後半戦は失速してしまい、2シーズン連続で6位となってしまった。

 翌シーズンの補強はJリーグでも群を抜いていた。元日本代表DF宇賀神友弥や田中淳也を筆頭に、フレイレや菊池大介など積極的に大型補強を敢行。しかし、テクニカルダイレクターを務めていた三浦俊也氏が監督に就任するも、蓋を開けてみれば7試合で2勝しかできず。さらに横山雄次氏がシーズン途中に監督に就任するが、その後も低迷が続き、結局J3降格後ワーストとなる14位でシーズンを終えることとなった。

 2023シーズンからは日本代表でコーチを務めていた上野優作氏が指揮を執ることになった。さらに2022シーズンをもって現役を引退した本田拓也氏をコーチに迎え、窪田稜や三國スティビアエブスが完全移籍に移行。しかし、昨季も昇格を果たすことができず、8位という結果に終わってしまった。

 今季は開幕7試合で5勝1分1敗と好調を維持していたが、第8節以降は白星がない。得点こそ19とまずまずだが、失点は14。今季クリーンシート(無失点)で勝利した試合はわずか1となっており、接戦の試合での失点が気になるところ。攻撃力は申し分ないだけに、守備陣が奮起したいところだ。

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