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【写真：Getty Images】

ここ数試合絶好調のチェルシー

　プレミアリーグ36節終了時点で、チェルシーは勝点54の7位につけている。今季低調なパフォーマンスが続いたことから一時は監督解任の噂も上がっていたが、ここ数試合見違えるような戦い方をしており多くのメディアが絶賛している。英メディア『90MIN』は、チェルシーのオーナーのコメントについて現地時間9日に報じている。

　プレミアリーグ第29節、アーセナルとの試合を0-5で落としたことによって、チームを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督の解任の噂が再び持ち上がるなど、ほんの少し前までは多くのメディアから厳しい評価を下されていたチェルシー。

　しかし、ここ数試合は、マルク・ククレジャの偽SB起用などをはじめとして、大胆なシステム変更を行なったことにより好成績を残している。現在4位のアストン・ビラとは2-2の引き分け、その後トッテナムとウェストハムに勝利してリーグ7位にまで浮上している。

　同メディアは、「この2試合半で解説者の意見も大きく変わった」と述べた上で、「これほど急速に何かが変わっているのを見たことがない」と、アーセナル戦での大敗から急激に変化したチェルシーを高く評価している。

　評価しているのは解説者だけではない。チェルシーのオーナーであるトッド・ベーリー氏も、「クラブの長期計画はまとまってきている」と述べた上で、「我々はここ２年半の間試合を見てきたが、少なくともアストン・ビラ、トッテナム、ウェストハムとの試合では美しいサッカーをしていた」と、ここ数試合のチームのパフォーマンスを賞賛していた。