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あまりにケガ多すぎ…。現役の「ガラスの天才」サッカー選手10人。サッカー日本代表や神童も

シリーズ:ガラスの天才 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ペドロ・ネト(ウォルバーハンプトン/ポルトガル代表)

ウォルバーハンプトンのポルトガル代表FWペドロ・ネト
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年3月9日
今季リーグ戦成績:19試合2得点9アシスト

 ペドロ・ネトほどカウンターで存在感を放つ選手は早々いないだろう。ルートン・タウンとの第6節では、今シーズンのプレミアリーグで3番目に速い時速36,86km記録。相手を圧倒するスピードを武器に自陣から1人で敵陣を切り裂いてチャンスを演出できる選手で、今シーズンは開幕10試合で1得点7アシストと多くの得点に絡んでいた。

 一時はアシストランキングでトップに立っていたネトだが、その後の25試合で出場できたのはたったの9試合しかない。2度に渡るハムストリングの負傷で長期離脱を余儀なくされており、シーズン序盤の勢いは完全に失ってしまった。

 彼の怪我が明らかとなったのは今シーズンだけに留まらない。昨シーズンも足首の負傷で5ヶ月間の長期離脱を余儀なくされており、2020/21シーズンから2021/22シーズンにかけては膝の重症で10カ月間も戦列を離れていた。コンディションさえ整えばプレミアリーグ屈指の火力が出せる一方で、その速すぎるスピードがゆえに怪我も多い。まさに諸刃の剣だ。

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