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ホセルが決勝ゴール！

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝2ndレグ、レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘンが現地時間8日に行われた。試合はホームのレアルが2-1の勝利を収め、2戦合計4-3で決勝に進出となった。この試合では、レアルFWホセルが決勝ゴールを決めている。

　レアルは68分にアルフォンソ・デイヴィスにゴールを決められ、バイエルンに先制を許してしまう。そのまま試合は終盤に突入。タイムアップの時間が迫る中、大仕事をやってのけたのはホセルだった。32歳でスペイン代表に初招集され、エスパニョールからのレンタル移籍でレアルに復帰した34歳FWが2ゴールを決める。

　88分にヴィニシウス・ジュニオールがシュートを放つと、マヌエル・ノイアーが溢したボールにホセルが超反応を見せて押し込んだ。そして、後半アディショナルタイムに逆転弾が生まれる。ペナルティエリア左でナチョからのパスを受けたアントニオ・リュディガーがダイレクトで高速クロスを送ると、これにホセルがダイレクトシュートで合わせてゴールネットを揺らした。

　あの状況で、しかもダイレクトで高速クロスを出せるリュディガーも驚きだが、難しいボールにしっかりと合わせるホセルのシュート技術は圧巻だった。シュートもパスも最高難度のプレーだった。

　このゴールで逆転に成功したレアルは2-1で勝利。ドルトムントが待っている決勝戦に駒を進めた。