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悲願のCL制覇に燃えるロイス
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝2ndレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)対ボルシア・ドルトムントの試合が現地時間7日に行われ、アウェイのドルトムントが1stレグに続いて、1-0の勝利を収めた。今季限りで退団が決定しているマルコ・ロイスが喜びを露わにしている。ドイツメディア『WAZ』が同日に報じた。
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ホームでの1stレグで1-0と先勝していたドルトムントは、前半から押し込まれる展開が続いた。だが、49分に35歳のベテランDFマッツ・フンメルスが、CKからヘディングで奪ったゴールを守り切り、勝利。2戦合計2-0で、クラブとしては11年ぶり、3度目のファイナルの切符を掴んだ。
後半11分から出場し、決勝進出に貢献したロイスは、2012年1月にボルシア・メンヒェングラートバッハから、下部組織でもプレーした経験を持つドルトムントに復帰。すぐに中心選手として活躍し、復帰1年目でCLの決勝の舞台に立った。しかし、1-2でバイエルン・ミュンヘンに破れ、惜しくもビッグイヤー獲得とはならなかった。
そして、欧州の頂点に立つチャンスが、ドルトムントでのラストシーズンに再び巡ってきた。決勝進出を決めた34歳MFは、「今度こそタイトルを獲らなければならない。そうならなければ最悪だ」と語った。「すべてが始まったウェンブリーに戻ろう」と呼びかけ、決勝の舞台でのリベンジを誓っている。
さらには、「我々はこの試合で、とても苦しまなければならなかった。しかし、明日には誰も『どう苦しんだんだ?』と尋ねることはないだろう。明日語られるのは、ボルシア・ドルトムントという名前だけだ」とコメント。シーズンの序盤戦を回想し、「(CLで)死のグループに入ったときは、誰もこのような結果になるとは予想していなかっただろう」と興奮が収まらない様子で振り返ったと同メディアは伝えている。
奇しくも決勝の舞台は、11年前と同じ聖地、ウェンブリースタジアムだ。もう一つのCL準決勝で、レアル・マドリードを破ってバイエルン・ミュンヘンが決勝に進むことになれば、11年前と同じ顔合わせになる。果たして、マルコ・ロイスが、ドルトムントの最後のシーズンで、悲願のビッグイヤーを掲げることができるだろうか。注目の決勝は、現地時間6月1日に開催される。
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